OBD2スキャナー、電源問題解決
CX-5に取り付けたOBD2スキャナー、エンジンを切っても常に給電されている状態なのでバッテリーあがり心配だった。まぁ、短時間なら大丈夫だと思い一晩であるならば付けっぱなし。流石に二日間動かさないとなると心配なので外していた。寒くなってきた事だし。対策としてアマゾンで注文していたスイッチ付きの延長ケーブルが先日やっと届いた。ケーブルの長さは60㎝(スイッチ部含む)、それだけあれば十分だ。

早速取り付け作業、と言っても難しいことは何もない。コネクタからOBD2スキャナーを外し、そこに延長ケーブルを差すだけ。

点検の時は延長ケーブルをコネクタから外すからケーブルに余裕を持たせて、と。両面テープで張り付けただけなのですぐに作業終了。

これなら点検時作業の邪魔にならない。
スイッチを入れ通電を確認。エンジンをかけスマホがCX-5と接続した後、OBD2アプリ『TORQUE PRO』を起動し接続を確認。これにてすべて完了。

今回購入のケーブルもニーハオ製品、問題が無くてなによりだった。
暗い時、ステアリング右下あたりにあるOBD2スキャナーのLEDのチカチカ点滅が若干目に入る。自分は気にならないが、妻はきっと文句言うだろうなぁ。ま、その時はスイッチ切ればいいか。

OBD2アプリ、『TORQUE PRO』はどうだ
CX-5にOBD2スキャナーを取り付け、スマホで油温や水温、DPFやEGRなどの数値を見ているが、利用していたOBD2アプリ『Car Scanner』に使用制限がかかり、知りたい数値が表示されなくなってしまった。

ならばと『Info Car』というアプリを使ってみたが、知りたいDPFの項目でよく分からない数値が表示される。

これでは使えないので、OBD2スキャナを導入するきっかけとなった動画で紹介されていた『TORQUE PRO』というアプリを購入した。425円也。

有料アプリだけあって表示できる項目は沢山ある。マツダのスカイアクティブ-Dのプラグインもある。項目はあっても実際に表示できるか否かは使ってみなければわからないのだが。。。
『Car Scanner』では表示されなかったトルクは表示された。が、前後輪の駆動力配分率Coupling Solenoid Duty Cycleはやはり表示されなかった。残念。
もちろん画面のデザインもカッコよく設定できる。一寸古めかしいデザインにしてみた。こんな感じ。

コチラがメイン、と言うか幾つかある画面のうち中央にある画面。左からブースト圧力、上段中央トルク、上段右スロットル、下段左から水温と油温、バッテリーの電圧と充電率、ブレーキ圧力と吸気温度、よくわからないスロットルの数値が二つ。情報量多いがこのように設定。走行中は注視しない(出来ない)ので数値の表示は小さくした。トルクなどのメーター類は見た目が一番、どうせチラ見だし。
他にDPFの画面やEGRに関する画面、吸気と排気に関する画面などを設定してみた。
まぁ、よく分からない数値ばかりではあるが・・・。
これからいろいろ試して見ていこう。
OBD2アプリで見るDPF再生時の数値
OBD2スキャナーをCX-5に導入し、アプリでスマホに表示して数値を見ているが、とても興味深い。

左上のPM生成率がどんどん下がっていく。再生中は左下のDPF REG STSが0.0から1.0に。左から2列目のDPF PM ACCとDPF PM GENの数値も減っていく。
EGRのダッシュボード

DPF再生中はEGRの機能していないようだ。

DPF REG STSが1.0から0.0に。PMの生成率(DPF PM Generated)や生成量(DPF PM GEN)、堆積量(DPF PM ACC)も0近い数値になっていた。走行中なので確認できなかったが。DPF REG DISは18キロと表示。右から2列目上段のDPF REG CNTも288から289になっている。
DPF再生の間隔が数値で分かるのはとてもいい。
と、喜んでいたのもつかの間。
そのアプリ『Car Scanner』にはどうやら試用期間があったようで、かなりの項目で数値が表示されなくなってしまった。



DPF関連の項目の数値が表示されなくなった。いつまでもタダでは使えない、って事かぁ。
ならば次の手としてDPFの項目がある『Info Car』というアプリを使ってみることに。


DPFの値、何を示しているのか分からない。これは使えないなぁ。
さて、どうしようか。
hohem iSteady Pro3 x GoPro Hero3+
hohem iSteady Pro3からGoPro Hero3+給電できない問題は、結局解決せず。
ジンバルが悪いのかアダプタが悪いのか、はたまたGoProが原因なのか?更に詳しく調べるのも面倒なので、まぁいいか、ってことでグリップのポートから給電することにした。

細くて短いケーブルがあったのでそれを使用。グリップにスマホホルダーを取り付けるための雲台と若干干渉するが、これで一先ず解決、ってことで。
ジムで撮ったり、奈良に行った時に撮ったりしたが、とても滑らかに撮影することが出来ている。もっと練習が必要だけど・・・。
どうせ撮るならクライミングよりもスケートボードやパラクールやってる人を撮ってみたいなぁ。
いや、それは無理か?きっとついていけないぞ。
OBD2スキャナーでわかること
先日CX-5に取り付けたOBD2スキャナー、これがなかなか面白い。

OBD2アプリ『Car Scanner』で読み出せる項目はとても沢山ある。
表示できる画面(ダッシュボード)は三つ。項目は好きなように選ぶことが出来る。もちろん表示のデザインも。ただし無料アプリなので広告が入ります。
先ずはダッシュボード1

左のメーターはインテークマニホールド圧力。カッコいいけどインマニは負圧?じゃなかったっけ、マイナス側のゲージもあるはずだが・・・、まぁよく分からんが。
中央の列は水温、油温、バッテリーの充電率。愛車の後期KE型CX-5のメーターパネルには水温計と油温計は無く警告灯があるだけ。もちろんバッテリーも同様。これはありがたい。
右列上段はトルク、中段は前輪と後輪の駆動力分配率。ディーゼルでAWDだから知りたいんだけど数値が表示されない。スキャナーの問題かアプリの問題か?無料アプリだから制限があるのかも。残念。右下段はDPF内のPMの生成率。これが知りたかった♪
表示されない項目を載せてても無駄なので空気流量とスロットル位置に変更。

ダッシュボード2はEGR関連の項目と吸気関連の項目に設定

❝EGR❞はExhaust Gas Reciriculation排気ガス再循環の略で、排ガスの一部を空気と一緒にシリンダーに再吸入させて燃焼温度を下げ、窒素酸化物NOxの生成量を抑えるエンジン技術。排ガスが吸気側に再循環すれば当然煤は吸気側にも溜まる、ってことになる。
左側2列の4つの数値を見たって何のことだかさっぱり。吸気量に含まれる再循環された排気量の割合って事はなんとなく分かるけど。。。
EGR OPENは排ガスを吸気に送るための弁の開度と思われる。
右列のTC-A/B CINPはターボチャージャーのインテーク側の圧力。ターボで過給するからインマニは負圧にならないのか?常に過給されているわけじゃないし・・・。ブースト圧力ってどこにかかっているんだ?分からないことだらけだ。
ダッシュボード3はDPF関連の項目を選択。一番知りたかった煤問題の項目。
煤問題の煤とは即ちPM(粒子状物質)の事で、以前某都知事がペットボトルに入れて振り回していたアレ。
❝DPF❞はDiesel Particuiate Filterディーゼル微粒子集塵フィルターの略。

左上段DPF PM GeneratedはPM(粒子状物質)の生成率、中段DPF REG DISは前回のDPF再生完了からの走行距離を表示。左下段のDPF REG STSはDPFの再生状態を示し再生中は1.0、それ以外は0.0で表示される。
その隣、左から2列目上段DPF DPはDPF差圧、中段DPF PM ACCはPMの堆積量、下段DPF PM GENはPMの生成量。
右から2列目上段DPF REG CNTはDPF再生回数、中段DPF LMP CNTはDPF警告灯の点灯回数。下段は差圧排気。右の列は排気関係(DPF関連もあるが)。よくわかりません。
273キロ走っているのでそろそろDPF再生が始まるんじゃないかな。
DPF再生は、PMが一定量溜まると燃料を少し多めに噴射して排ガス温度を上げ、DPF内の温度を上げて触媒に溜まったPMを燃焼させること。概ね走行距離250~270キロで自動で実行される。モクモクタイムと呼んでいます。
スロットルの周りにも煤は溜まるらしいが、どういう数値だとそれが分かるんだ?
PMがどれだけ溜まって、どれだけ再生されないとDPFが異常って事になるんだ?
EGRの異常はどう判断すればいいんだ?
イロイロな数値を見ることが出来るようになったはいいが、どう見ればいいのか分からない。まぁ、はじめから分かっていたことだけど・・・。
もうすぐ年次点検なのでメカニックにいろいろ聞いてみよう。
これも分かっていたことだけど、走行中はスマホを見れない。
ピントスピードは追いつかないし老眼だし。そもそも注視することは論外だし。停車中に見るくらい。ならスマホホルダーは必要なかったのかも⁉
スクリーンショットは妻の運転中に撮ったのだが、自分の運転感覚と違うんでこれがなかなか難しかった。もっと踏め!!なんて言えなし・・・。
Go To 奈良 後編
奈良へのドライブ旅行二日目。
奈良には何度も訪れているが、唐招提寺や薬師寺のある西ノ京には行ったことが無かったので、今回はそちらに行くことに。
唐招提寺を拝観。

南大門をくぐると正面には金堂が。

簡素で整った美しさ。奈良時代に建てられた寺院金堂としては現存唯一の建物らしい。中には9体の仏像が並び、厳粛な雰囲気に包まれていた。金堂も仏像もすべて国宝。
十一面千手観音菩薩立像はイロイロな物を持っていたなぁ、法具や武器、ドクロ?なんかも。
境内は紅葉が丁度見ごろだった。

開山堂、中には鑑真大和上御身代り像が。

金堂も鑑真和上像も教科書で見た写真と同じで、とても感慨深かった。
拝観を終え、薬師寺へ。
唐招提寺とは異なり、薬師寺は明るく華やかな雰囲気。薬師寺は健康祈願に効くパワースポットとして人気らしい。
白鳳伽藍の中心、金堂の中には国宝の薬師如来が。

薬師如来は医王如来とも言われ、身と心の病気から救って下さる仏様。

疫病の終息を祈願して。
国宝の東塔。美しい、としか言いようがない。

現在解体修理延期中でまだ工事の囲いがしてあった。なので下はトリミング。
拝観を終え、何処かでお昼をとってから法隆寺に行こうかと目論んでいたが、のんちゃんが近鉄奈良駅近くのカフェでプリンを食べたい、と言い出したので計画変更、奈良公園方面へ戻ることに。
お目当てのプリンとクリームソーダ。

のんちゃんの新しいアイフォン。きれいに写せるなぁ。これなら重たいカメラはもう要らないかも。そりゃニコンも苦しいことになるワケだ。
当然法隆寺へ行く時間など無くなり、三条通りからならまち界隈をブラブラ。なんだかなぁ。
今回、大きなお寺さんを3つ回っただけだが、仏教伝来について、そして中国からインド亜大陸、ペルシア、アラビア、ギリシアから欧州へと続くシルクロード、その貿易路の東の端に日本、奈良があった、ってことを感じ学ぶことができ、まぁ、いい旅行になったかな。
鑑真さんや玄奘三蔵さんは大変な思いをして旅をしたんだ。
OBD2スキャナー、導入
OBD2スキャナー(OBDアダプター)を買った。
CX-5に乗ってもうすぐ6年、約6万8千キロ走っているの今日このごろ、経年劣化による煤問題がかなり気になっている。夏に吸気圧センサーを外して煤掃除をしてみたが、まぁ、鼻くそとったようなもんでそれで調子が良くなったってワケでも無かったし。
以前、YouTubeでOBD2スキャナーを紹介している動画を見た事をふと思い出した。その動画を改めて見なおしてみると、なるほどこれは興味深い、試してもいいかも♪
てなワケで一寸調べてからアマゾンで購入、1500円也。こんな安い物でも大丈夫か、と思ったが、お試しだし、もしかして使えないかもしれないし、すぐに壊れるかもしれないし、まぁ、買ってもいいか。次買う時は高品質な製品を購入すればいいわけだし。
そのOBD2スキャナー、予定では11月の連休後に配送予定だったが、どういうワケか連休前にポストに届いた。早速開封。

思っていたより小さい。それにしてもこのパッケージ、取説?のCD付いてるけど一寸心配な感じがしないでもない。まぁ、1500円だからなぁ。車に取り付ける前にスマホにOBD2アプリをダウンロード。いくつか試した中で知りたい項目を表示する事のできる『Car Scanner』というアプリを使ってみることに。
OBD2スキャナーの❝OBD❞はOn-Board Diagnosticsオンボード・ダイアグノーシスの頭文字、❝2❞は以前は各自動車メーカーでバラバラで互換性の無いイロイロな規格を新たに統一したものを示すらしい。
OBD2スキャンツールは、私たちが車を点検や修理で入庫したとき、整備士が車のコンピュータに繋いで車の状態や異常を調べる診断機の事だけど、今回購入したOBD2スキャナーは、整備工場で読み出す情報量にはとてもくらべものにはならない品物だが、スマホとブルートゥースで無線接続してイロイロな情報をリアルタイムで見る事を出来る。これで気になっているDPFやEGRの状態がわかるかも⁈
で、いよいよ車に取り付け。CX-5の接続コネクタはステアリングの下、ボンネット・オープナーの左奥にある。そこにスキャナーを差し込むだけ。

コネクタには常時電気が流れているので差し込めば通電している状態に。エンジンを始動する前にブルートゥースでスマホとペアリング。すんなり成功。エンジンを掛けてみる。スマホと車の接続も完了したのでOBD2アプリ『Car Scanner』を起動。車のコンピュータとの接続が成功し、アプリ上にイロイロな情報が表示された。面白い‼
近所の家電量販店でスマホホルダーを買ってエアコンの吹き出し口に取り付けスマホをクリップ。このスマホホルダーの取り付けが今回の作業の中で一番厄介だった。

なんか、カッコイイ。ポール・ウォーカーの車みたい。ニトロとかはないけどね。
これでOBD2スキャナーの取り付けとスマホとの接続は一先ず完了。あとはアプリを上手く使うだけ。おっと、電源問題が解決していないぞ。OBD2スキャナーはエンジンを切っても常時通電している状態なので、バッテリーが上がってしまう可能性がある。一晩位なら問題ないと思うが、やはり心配なのでスイッチ付きの延長ケーブルを購入した。だが届くのが12月の中頃。それまでは付けたり外したりしなきゃ。ま、しょうがないか。
それにしてもスマホは本当にお利口さん。車と腕時計とOBD2とつながって、さらにネットにもつながり電話も出来る。Line Is Busy にはならないから、たいしたもんだ。